『ロロナのアトリエ』『トトリのアトリエ』に続くアーランドシリーズ完結作。
過去作をプレイしていなくても楽しめるストーリーになっていますが、プレイしていたほうが登場人物の関係や小ネタが楽しめる作品になっています。
元々はPS3で発売され、のちにVitaに追加要素を加えたリメイク版が発売されました。
ロロナとトトリをプレイしていたからか、メルルのEDロールにはしんみりじわりとしてしまいました。
ロロナの扱いに思うところはあるものの、システムは3部作完結編としてふさわしい進化を遂げていると思いました。
メルルのアトリエについて
【概要】
錬金術RPG。
アイテムを合成して新しいアイテムを作り出す、中毒性の高いシステム。
小国の姫であるメルルが、前作主人公であるトトリに弟子入りしたところからストーリーが始まります。
メルルは錬金術を駆使して国を発展させていくのですが、どのような国に発展させるかはプレイヤー次第です。
戦闘はコマンド式。アクション要素はありません。
主人公はメルルで固定。
恋愛要素は全くありません。
イベントはフルボイスです。
イベントスキップ可。引継ぎ要素あり。周回しやすいつくりになっています。
プレイした感想など
アーランドシリーズ完結編にふさわしい中毒性の高さでした。総合的には高評価をつけたい。
ですが、ロロナの扱い。これだけはどうしても受け入れられませんでしたね。
ロロナを可愛がっていたキャラクターの暴挙にはショックを受けてしまいました。師匠はそんな愛し方をする人じゃないと思ってたのに……。
トロコンするまで楽しみましたが、最後までロロナに関しては不満でした。個人的にはこれさえなければ、もっともっと素直に楽しめたのになあと感じました。
とはいえ、錬金システムは文句なしに楽しいです。
便利な効果を、どうやって目的のアイテムに引っ張ってくるかを考えるのが本当に楽しい。それを考えてるだけで時間が経過していきます。
紙と鉛筆を引っ張り出して画面とにらめっこして調合を進め、うまいこと最終アイテムに強力な効果を持ってこれたときの達成感は他に代えられません。
これがあるからアトリエはやめられない!
女主人公ではありますが、キャラEDや恋愛要素はまったくないので、そういうのが目的の方にはオススメしません。
しかし、戦闘やシステムは進化していてすごく楽しいし、気になっている方の背中はぜひ押したいです!
こんな方にオススメ
ロロナ・トトリをプレイして楽しかった方、アイテム調合、やりこみ要素、周回要素、かわいいイラスト、かわいいキャラクター、ほのぼのしたストーリーといったワードに惹かれる人にはオススメです。