
正式名称は『マール王国の人形姫』『リトルプリンセス マール王国の人形姫2』『天使のプレゼント マール王国物語』です。
『マール王国の人形姫』が一作目、その続編が『リトルプリンセス』。この二作はPSで発売され、PSアーカイブスで発売されています。
『天使のプレゼント マール王国物語』はマール王国シリーズのファンディスク的な内容で、PS2で発売、PS2アーカイブスで購入可能です。
シリーズまとめてになりますが、かなりオススメなのでざっと紹介&レビューします。
マール王国の人形姫について
シリーズ1作目。人形の言葉がわかる少女・コルネットは、ある日国の王子様に命を救われて恋に落ちます。しかし、王子様はそれがきっかけで悪い魔女に囚われてしまいます。コルネットは王子様を救うべく、人形たちとともに旅に出る――
というのがあらすじ。
ぬるめのRPGで、主人公はコルネットで固定。
アクション要素はありません。
特徴としてはミュージカル仕立てになっていて、キャラクターたちが歌いだします。ちょっとディズニーちっくかも。
こちらの一作目のみDSに移植されているそうですが、そちらは未プレイ。
ほのぼの、あったかいシナリオで、イラストもかわいく、全体的に女の子向けで、プレイしやすいです。
リトルプリンセス マール王国の人形姫2について
『マール王国の人形姫』の続編。
前作をプレイしていなくても問題なく楽しめますが、前作主人公の娘が主人公なので、プレイしていたほうが小ネタににやりとできます。
主人公は固定。
コマンド戦闘で、前作に比べてシステムが進化しています。
主観ではありますが、少女漫画度は断然こちらの方が上ですね。
前作ではほとんど王子様との交流がなかったのですが、こちらは主人公がヒーローに惹かれていくまでの過程が丁寧に書かれています。
個人的には主人公と親友のやりとりが好きですね。
ミュージカル要素もしっかり存在しており、見返すことも可能。
私は今でもこのゲームの歌が歌えます(笑)。
天使のプレゼント マール王国物語について
シリーズファンディスク的な物語。
これは1と2をプレイしていないと意味がわからないと思います。
1の小話、2の後日談、番外編などが詰まったファン垂涎の一作。2の主人公カップルが好きだった人はバカップルになった二人が見られるのでオススメですね。どちらかというと主人公と親友がメインのような気もしますが……。
プレイした感想など
音楽が好きです。
シナリオが好きです。
イラストが好きです。
内容は今でも通用するんじゃないかな?と思ってます。日本一ソフトウェアさん、リメイク版とか作ってくれないかなあ。
ダンジョンはいわゆるコピペダンジョンで、進んでるんだか戻ってるんだかよくわからない作りではありますが、テキトーに進んでたらなんとかなる難易度の低さだし、なによりキャラクターがかわいいです。
特にオススメなのはリトルプリンセス。 前作をプレイしていない状態で買ってプレイしましたが、めちゃくちゃハマりました。
仲間がいっぱいいるし、嫌なキャラもいないし、クレアはかわいいし。
ミュージカル要素も本当に好き。OPの「前向いて進もうお日様目指し~」のところは未だに頭の中で流れます。
乙女要素というより少女漫画的な楽しさですが、そういうのが好きな人はぜひプレイしてみてほしいですね。
こんな人におススメ
女主人公、かわいいキャラクター、ミュージカル要素、かわいいドット、ほのぼのした物語が好きな人にはオススメです!